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今回は、プロスポーツチーム様のWebサイト刷新に向けてご提案した、CMS実装およびデータ移行プロジェクトについてご紹介します。
プロスポーツチームの公式サイトは、ファン、スポンサー、メディア、地域関係者など、多様なユーザーが訪れる情報発信拠点です。ニュースやお知らせ、イベント情報、スポンサー関連情報などをタイムリーに届ける必要がある一方で、公式情報としての正確性や表示の安定性も欠かせません。
本提案では、日々の情報発信をスムーズに行える更新性と、これまで蓄積されてきた数千ページ規模の過去記事を安全に引き継ぐ移行設計の両立を重視しました。PowerCMSを活用した管理基盤、PowerSyncによる静的出力・同期設定、既存コンテンツの表示確認まで含め、長期的に運用しやすいサイト構成をご提案しました。
プロジェクト概要:リニューアルの必要性と課題
大量コンテンツの安全な移行
今回のプロジェクトでは、ニュース記事を中心に、数千ページ規模の既存コンテンツを新環境へ移行する必要がありました。
過去の記事や告知情報は、単なる古いページではなく、チームの歴史や活動記録、ファンとの接点、検索流入を支える広報資産でもあります。そのため、リニューアルに伴って情報が失われたり、表示崩れやリンク切れが発生したりしないよう、移行後の確認・調整まで含めた計画が求められていました。
更新性の向上と運用負荷の軽減
運用面では、日々のニュース更新に加え、トップページのカルーセル画像やインフォメーションブロックなどを、管理画面から更新しやすくする必要がありました。
スポーツチームの公式サイトでは、シーズン中を中心に情報更新の頻度が高くなります。Webの専門知識がない担当者でも、必要な情報をスムーズに登録・公開できることが、継続的な運用において重要なポイントでした。
公式サイトとしての安定性
ファンが注目するニュースやイベント情報の公開時には、アクセスが一時的に集中する可能性があります。また、公式情報である以上、誤掲載や表示崩れはチームの信頼にも関わります。
そのため、更新しやすいCMSを導入するだけでなく、静的出力・同期設定を組み合わせ、安定した表示環境を目指す構成が必要でした。
外部連携を見据えた拡張性
特定カテゴリのニュース一覧を外部システムやアプリなどで活用できるよう、JSON形式で出力する構成も検討しました。
Webサイト内の更新情報を、今後のデジタル施策や外部サービスとの連携にも活用できるようにすることで、将来的な拡張性を持たせることを目指しました。
提案のポイント
1. 更新頻度の高い公式サイトに適したPowerCMS構成
本提案では、ニュースやお知らせなど、更新頻度の高いコンテンツを柔軟に管理するため、PowerCMSを活用した構成をご提案しました。
スポーツチームの公式サイトでは、情報の種類が多く、公開タイミングも頻繁に発生します。そのため、投稿パターンやカテゴリ設計を整理し、運用担当者が管理しやすいCMS基盤を整えることが重要でした。
PowerCMSを採用することで、既存コンテンツの移行を見据えながら、日常的な情報発信にも対応しやすい管理構造を設計しました。
2. 過去記事を資産として守る移行計画
大量の既存コンテンツは、単純に新しい環境へ移すだけでは不十分です。旧テンプレートで作成されたページや、過去のニュース記事などは、移行後に表示崩れが起きる可能性もあります。
そのため本提案では、移行後の表示確認・品質チェックを含めた移行計画をご提案しました。必要に応じてCSSの微調整を行うプロセスも組み込み、リニューアル後も過去記事をできるだけ自然な形で閲覧できる状態を目指しました。
3. 日々の情報発信を支える投稿・ブロック設計
運用担当者の負担を軽減するため、ニュース投稿やお知らせ更新に必要な投稿パターンをあらかじめ整理し、日常的に使いやすい管理画面を設計しました。
また、トップページのカルーセル画像やインフォメーションブロックなど、更新頻度の高いエリアについても、管理画面から更新しやすい構成を提案しました。
CSVによる一括取り込みにも対応することで、情報量が多い場合でも作業の負担を抑え、属人化しにくい運用を目指しています。
4. PowerSyncによる静的出力・同期設定
アクセス集中時の表示安定性を高めるため、PowerCMSとPowerSyncを組み合わせた静的出力・同期設定をご提案しました。
管理画面で登録した情報を静的ファイルとして出力し、公開環境へ同期することで、動的CMSの運用性を活かしながら、安定した閲覧環境を目指す構成です。
スポーツチームの公式サイトでは、注目度の高い情報公開時にアクセスが増える可能性があるため、運用性と表示安定性の両方を考慮した設計としました。
5. JSON出力による外部連携を見据えた設計
将来的な外部連携を見据え、特定カテゴリのニュース一覧をJSON形式で出力できる構成もご提案しました。
Webサイト上のニュース情報を、外部システムやアプリなどで活用できるようにすることで、今後の情報発信やデジタル施策にも展開しやすい基盤を目指しました。
提案規模・想定内容
- 規模:中規模CMSリニューアル
- 費用感:数百万円規模
主な提案範囲
- PowerCMSによるCMS基本構築
- PowerSyncによる静的出力・同期設定
- 既存コンテンツのデータ移行
- 移行後の表示確認・品質チェック
- 投稿パターン、カテゴリ設計、更新ブロック設計
- CSV取り込み対応
- JSON出力設計
使用技術・ツール
- PowerCMS
- PowerSync
- HTML / CSS / JavaScript
- JSON出力
- CSV取り込み
プロジェクトで担当した役割
- 現状課題の整理
- CMS構成の検討
- 既存コンテンツ移行計画の整理
- 投稿パターン・カテゴリ設計
- 静的出力・同期設定の要件整理
- JSON出力など外部連携を見据えた設計
- 見積作成・進行設計
おわりに
スポーツチームの公式サイトにおけるCMSリニューアルでは、単に管理画面を導入するだけでなく、ファンに向けた情報発信のスピード、公式サイトとしての安定性、過去記事という資産の継承をあわせて考える必要があります。
今回の提案では、以下の内容を軸に、長期的に運用しやすい情報発信基盤づくりを目指しました。
- 数千ページ規模の過去記事を安全に引き継ぐ移行計画
- 日々の更新を支えるPowerCMSによる管理基盤
- アクセス集中時の安定性を考慮したPowerSync構成
- 将来的な外部連携を見据えたJSON出力設計
blueでは、エンタープライズ向けのCMS構築をはじめ、数千ページ規模のサイト移行やリニューアルについても、設計段階から伴走する形でご支援しています。
執筆・編集:blue広報チーム
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