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Webサービス開発・Webサイト制作や販売管理システム導入支援を手がける「株式会社blue」の特長を、クライアントとの対話を通じて探る。日本最大級の私立総合大学を運営し、積極的な広報戦略でも知られる「学校法人近畿大学」の担当者が登場。学部ごとの特色を反映したLPページの制作過程を振り返っていただいた。
INDEX
「成果を生むWebサイトを作りたい。でも、どこに相談したらいいんだろう?」「限られた予算の中で、希望をかなえてくれる会社はあるの?」そんな悩みを抱える企業のWeb担当者も少なくないはずです。
このシリーズでは、実際のクライアントに、blueを選んだ理由や一緒に仕事をして感じた魅力についてうかがいます。
プロフィール
今回お話をうかがったのは、日本最大級の私立総合大学「近畿大学」様。近畿大学への入学を検討している高校生や、その保護者に向けた就職情報ページの制作をご依頼いただきました。インタビューでは、近畿大学広報室の粕谷さんに、ご依頼の経緯や制作中のコミュニケーションについて振り返っていただきました。
近畿大学 東大阪キャンパス
学部のイメージに沿ったデザインで、就職実績を魅力的に発信するページが必要だった
—初めに、学部別の就職情報ページを作ることになった経緯を教えてください。
粕谷:近畿大学(以下、近大)には現在、16の学部が設置されています。これは、学びに対する社会の多種多様なニーズに応えるための体制です。しかし、その中には一見すると「似ている」と思われてしまう学部もあります。そこで、学部ごとの特色を打ち出し、差別化してPRを検討することになりました。その一環として、近大への進学を検討している方々に向けて、就職情報に特化したページを対象となった学部ごとに作ることになったんです。
藤本:学部別の就職情報ページは2024年に国際学部のページ制作をご依頼いただき、翌年、その続きとして理工学部と情報学部についても制作を承りました。
粕谷:特に情報学部は2022年開設ということもあり、初めて卒業生を送り出すタイミングでのページ公開となりました。「この学部で学んだら、どのような進路を選べるのだろう?」という疑問に応える媒体となるので、上層部にとっても今回のページは肝入りの案件でした。
藤本:そのような重要なプロジェクトでご指名いただいたのは、とても光栄です。
粕谷:前年に公開した国際学部のページが高品質で、評判も良かったことが大きかったですね。blueさんには、それ以前から「近畿大学の新型コロナウイルス感染症対応ページ」や「近畿大学 世界大学ランキングページ」など継続的にページ制作をお願いしてきましたが、どの案件でも各種要件への対応力が高いと感じていました。さらに、進行中はこちらの負担が軽くなる形でコミュニケーションを取ってくださるので、その安心感も依頼を決める要素になりました。
近畿大学の新型コロナウイルス感染症対応ページ
近畿大学 世界大学ランキングページ
—その期待どおりに進行しましたか?
粕谷:はい。要件定義の段階からスムーズでした。というのも、2年目に制作した2学部については、こちらで細かく要件を整理しきれていたわけではなくて……掲載して欲しい内容や、参考ページといった最小限の情報から、すぐに要件を汲み取ってもらえたので、スピーディに合意形成ができました。
末浪:ご依頼いただいた就職情報ページの役割は、絞り込んだターゲットに最適な情報を届けること。一般企業に置き換えると、既存の大学サイトがコーポレートサイト、本件はランディングページ(LP)に近い位置づけになります。既存ページとの差別化を意識しながら、ランキングや数字の見せ方を軸に検討しました。
粕谷:新ページのメインターゲットとしては受験生をイメージしていますが、入学前の段階で就職先を重視するのは、むしろ保護者層です。なので、受験生と保護者の両方に訴求できるものをお願いしました。
ヒアリング後の資料など
最適化されたコミュニケーションと、バリエーションのある提案が推進力に
—プロジェクトの中で印象的だったblueの対応があれば教えてください。
粕谷:納期がタイトだったのですが、制作中のやり取りはほぼSlackで完結できました。対面での打ち合わせを行わず、効率的に進行してもらえたので、実は皆さんとはこのインタビューが初対面なんですよ!(笑)
藤本:あらためて、よろしくお願いします!(笑)
粕谷:blueさんは、これまでの取り組みを通じて近大の制作進行をよく理解してくれている。だからこそ、テキスト中心のやり取りでも成立し、高いタイムパフォーマンスを発揮できたのかなと。クライアントと伴走する姿勢を大切にしている会社ならではだと感じました。
藤本:具体的には、余計な負荷や空白期間が生じないよう、納品までの計画を特に丁寧に立てました。各工程で学内の承認に時間がかかることを想定し、近畿大学様側の確認期間にも余裕を持たせたのは工夫のひとつです。ページに掲載する情報をご提供いただく際も、その順番を慎重に計画しました。
末浪:とはいえ、予定より前倒しで進行できたのは、粕谷さんが示してくださる改善要望が明確だったからですよね。
藤本:そうですね。「こちらの考えが伝わっている」という実感があったので、対面でのコミュニケーションを追加せずに完成まで進めることができました。クライアントと制作会社の双方が、同じスピード感と粒度を意識しながらやり取りすることが、プロジェクトの鍵なのだとあらためて実感しました。
—blueからの提案を最初にご覧になったときの感想を教えてください。
粕谷:まず「既に大学サイトに掲載されている就職情報や学部ページとの差別化」「学部ごとの特色の表現」「受験生にも興味を持ってもらえる構成」といった希望が、きちんとデザインに落とし込まれていて、このまま安心して進められそうだと感じました。特に、学部での学びと就職のつながりをどう見せるかが課題でしたが、伝わりやすい構成とデザインになっていたと思います。
末浪:ありがとうございます。制作に取りかかる前に、デザイナーである私には「理系学部であることを踏まえ、ポップよりもスタイリッシュな方向性で」といった条件が共有されていたので、それをベースにしました。普段から、制作前のリサーチとインプットには時間をかけるようにしていて、今回は既存サイトも確認しながら特徴を把握しました。
粕谷:各学部とも、本学のトーンに寄り添いつつ複数案を展開していただき、見応えがありました。比較しながら選ぶことができたので、学内での協議もスムーズでした。
理工学部 デザイン案
末浪:制作時は当然、集めた情報をもとに組み上げた案、つまりクライアントが求めているデザインに最も近い案を作ろうと努力しています。ただ、それだけではなく、少し意外性のある案も一緒に提案するようにしました。例えば今回であれば、情報学部は「学生生活がイメージできるよう、施設などの写真を多く使う」という方針を踏まえつつ、イラストを交えたパターンも作成しました。情報整理を意識しながら、受験生にも魅力的に映るバランスを目指したのがポイントです。
粕谷:個人的には、イラスト入りのデザインがキャッチーですごく素敵だったのですが……最終的に採用したのはスタイリッシュな案でした。ただ、学内で「選ぶ」というプロセスを踏んだからこそ「いま自分たちが届けたいのはこちらなんだ」と確信を持つことができました。
末浪:どの案件でも、最終的には選ばれるデザインはひとつです。ただ、発注時には言語化されていなかったアプローチやデザイン案もあえて用意することで、クライアントが本当に必要としていることが、よりはっきり見えてきます。そして、どのデザインも単なる「選択肢」ではなく、目的や課題に沿ったものになるよう意識して制作しています。
藤本:クライアントにとっても、私たちにとっても重要なステップですね。時間に追われる案件であるほど、この段階で選択肢をお示しすることが、後々の工程を大きく左右すると考えています。
情報工学部 デザイン案
学内承認を見据えた提案が、意思決定を後押し
—このほか、学内での意思決定に寄与した提案はありましたか?
粕谷:そもそもblueさんの提案書は、内容はもちろん、資料としてのクオリティも高いんです。そのまま関係部署で回覧できる、というのは目立たないようでいて、とても大事な要素だと思います。
藤本:そのあたり、もう少し詳しく聞かせていただけますか?
粕谷:このプロジェクトには、われわれ広報室だけでなく、各学部やキャリアセンターも関与しています。教員の合意も必要ですし、最終的には経営層のチェックもあります。blueさんは、納品に至るまでの各工程で発生する承認フローを先読みし、有意義な議論ができるよう考えたうえで提案書を作成してくれました。これも、クライアントへの理解の深さがあってこそですよね。今回はページの一部でコピー案も併せて提出してもらいましたが、それも話し合いの土台になりました。
完成デザイン
—完成したページはどのように活用されていますか?
粕谷:各学部とも、就職PRのツールとして積極的に使用しています。中でも理工学部は公開が年度の中盤だったため、受験生向けのイベントでも活用できました。他学部との違いや、同じ学部内でも学科ごとの違いを分かりやすく示せる資料として、現場での使い勝手も良いようです。教員からも好評で、各関係者の満足度が高い成功事例になりました。
学校法人近畿大学
学校法人近畿大学は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神として掲げ、16学部50学科、大学院、短期大学部、併設学校、研究所、また2つの総合病院を設置し、有能な多くの⼈材を社会に輩出している。医学部・病院や、世界初のクロマグロ完全養殖に成功した水産研究所での研究のほか、社会のニーズに応じた学部開設が注目を集め、大学の一般入試志願者数は全国トップクラスを誇る。
⚫︎事業内容
教育、研究、医療、国際交流、社会連携、法人運営
⚫︎東大阪キャンパス
4月17日 9:22
〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
https://www.kindai.ac.jp/
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